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麻生かほ里さんライブ

麻生かほ里さんライブ

7月6日、南青山MANDALAで開催された麻生かほ里さんのライブに足を運びました。

すばらしかった~!

「あれから30年、おめでとう30年 咲き続ける花たちへ」
とサブタイトルが付けられた今回のライブは、麻生さんが主演したTVアニメ『ナースエンジェルりりかSOS』(1995)の放送30周年、そして、その『りりか』で監督デビューした大地丙太郎監督のデビュー30周年を祝うライブだったのです。

『ナースエンジェルりりかSOS』はセーラームーンブームに乗って作られた変身ヒロインアニメの1本ですが、筆者の中では同ジャンルのベスト3に入る作品。しかも、音楽を担当した光宗信吉さんがスペシャルゲストで出演されると知って駆けつけたわけです。

本当は大地監督も出演の予定でしたが、直前にコロナ感染が判明し、出演見合わせに。しかし、症状は軽いということで、リモートで声だけ出演されました。

麻生かほ里さんが歌う「恋をするたびに傷つきやすく…<RIRIKA VERSION>」でスタート。
ゲストの渕崎ゆり子さんとの掛け合いをまじえながら、前半は大地丙太郎監督作品の主題歌・挿入歌メドレー、監督を知る人へのアンケート結果発表、監督を祝うメッセージコーナーなど、大地監督デビュー30周年を祝う趣向がたっぷり。
なかでも感激したのは、大地監督の名作のひとつ『十兵衛ちゃん ラブリー眼帯の秘密』の主題歌「Forever」。少女隊が歌ったこの曲を麻生かほ里さんと渕崎ゆり子さんの2人で歌い始めたとき、本物の少女隊メンバー・安原麗子さがステージに乱入して(笑)、みごとな振り付きの「Forever」が聴けたことですよ。
渕崎ゆり子さんがウィスパーヴォイスで歌う「For フルーツバスケット」もよかった。

後半が『りりかSOS』コーナーとなり、光宗信吉さんが登場。最終回のために作曲されたBGM「組曲:命の花」をピアノソロで生演奏するという、ファン感涙のステージが観られました。
終演後、光宗さんにお聞きしたら、今回のライブのためにピアノアレンジを新たに起こしたのだとか。
続いて、光宗さんのピアノをバックに麻生さんが歌う挿入歌「ここにいて」。
今回、麻生さんのステージを初めて生で観たのですが、ミュージカルなどで活躍されてるだけあって、みごとな歌唱力とパフォーマンス。それに『りりか』をはじめ、自身が出演した作品への愛の深さがすばらしい。すっかりファンになりました。

最後はED主題歌『りりかSOS』を元気いっぱいに歌ったあと、長谷川幹人さんがエレクトーンで生演奏するBGMをバックに最終回のりりかのセリフを麻生さんが生アフレコ。後期ED主題歌「笑顔を忘れない」に続く演出で、もう泣きそう。会場には泣いてる人もいましたよ。

30周年記念にふさわしい、愛にあふれた楽しいイベントでした。

配信でも観られるそうなので、興味のある方はぜひどうぞ!
アーカイブは7/12まで。
https://eplus.jp/sf/detail/4318310001-P0030001

南青山MANDALAのステージ

りりかのフィギュア

ピアノの上にりりかのフィギュアが!